ひるま矯正歯科

院長:晝間 登喜男 晝間 康明
〒190-0012 東京都立川市曙町2-9-1  菊屋ビルディング2F
Phone:042-526-3376 Fax : 042-528-1102 URL:http://www.hiruma.or.jp/
ひるま矯正歯科が現在の菊屋川口ビル2階に移転して間もなくひと月。新生「ひるま矯正歯科」では晝間登喜男院長先生、晝間康明先生と一般歯科の晝間直未先生が診療にあたる。

これから年月をかけて康明先生に引き継がれる医院。場所も設備も一新され、直未先生の予防歯科も組み込まれた。これまで矯正界で大きな歴史を作り上げたひるま矯正歯科に新たな風が吹き始めたようだ。

― 新医院の仕上がりはいかがですか

僕が出した希望というのは、患者さんの目にカルテなど現実的なものが入らないこと、院長室とカウンセリングルームを別室にすること、患者さんの動線を短くすること、患者さん同士の目線は合わないが、医者と患者さんが二人っきりになりすぎないセミ・セパレートタイプの診療室であることなどですね。

デザインに関しては、木の茶色と白を基調にした内装という僕のイメージにガラスやタイルをプラスしました。これは設計士さんのアイディア。設計士さんには本当にお世話になりましたね。僕は空間があれば、つい何か置きたくなる。棚なんかをね。そうすると、それは格好悪いですよこの空間が重要なんですとすぐに却下されたりしてね。(笑い)あとから考えると棚なんて置かなくて本当に良かった。僕のイメージを軌道修正しつつ実現してもらい、とても使いやすい医院になったと満足しています。

― カルテなどを保管する資料室が完備されていますね

移転に際して最も大変だったのが、26年間に来院された患者さんの資料の整理。とにかく量が膨大で、それらの管理方法を考え整理し直すのに時間がかかりました。

僕が新潟大学で一番最初に習ったのは、資料をきちんと採ることが矯正治療の技術を高める最良の方法だということ。写真は必ず一定の光量で角度を熟考して撮り、治療の前後を正確に比較する。そしてそれらを見直し、自分の治療についての考察を繰り返すことが重要なんです。

新医院では、これからまだ量が増えてもいいように余裕を持った資料室を造りました。デジタル化も含めて資料管理はきちんとやっていこうと考えています。

― 現在の診療体制は

矯正治療は二人体制です。新規の患者さんについては、診断の説明と矯正装置の装着は僕が担当するようにしています。装置を着けるのには個性があって、院長がやると院長なりの、僕がやると僕なりの反応が出る。やはり将来的に診ていくのは僕なので、後々対応がしやすいようにということですね。

それと虫歯や歯周病を予防する予防歯科を採り入れていきたいと考え、3台のユニットのうち1台はそれ専用のものにしました。現在のところは月水金の5時半まで担当医がいますが、将来的には常勤するよう考えています。