かねもと矯正歯科
― インプラント矯正はいかがでしょうか
そろそろ始めますよ。やっぱりね、成人の方に毎晩ヘッドギアを着けてください、というのは難しいですね。自分のことを考えると一日中働いて、夜帰ってヘッドギアを着けるかなと思うと…難しいですよね。お酒を飲むこともあるだろうしね。
実際に何人かやりたいと言っている方がいるので、準備が整ったら始めるつもりです。インプラントを打つのは、昔は手術室でやって腫れたりして大変だったのが、技術が進んで今は外来でできるようになったしリスクは低くなっていますから。と言ってもCTなどの設備が必要だし、麻酔をするので、口腔外科の先生にお願いするつもりです。自分でもできるとは思うけれど、やはり専門の先生に任せた方がいいですね。
患者さんには、きちんと通院してください、歯みがきをしてくださいというお願いをしますが、それ以上の負担はかけたくないと思っています。
― お休みの日は何をしていますか
ヒマがあると診療室に来てますよ。コンピュータを見たり片づけをしたり。昨日も休診日でしたが、来てましたね。(笑い)
医院の電話が僕の携帯電話に転送されるようになっているんです。相談なんかもね、いつでも受けられるように。患者さんには何かあったら電話くださいと言ってますから、どこに行っても電話がかかってくるんですよ。それで、痛いという子がいるとね、日曜日でもじゃあ今から行くわと言って診てあげたりね。でも予約の変更が一番多いかな。以前、韓国に行った時にかかってきたことがありますよ。予約を受けました。(笑い)
兼元廣明院長先生は、本当に無口な頃があったんだろうか?と思うほど、楽しくお話して下さる方だった。もう一回生まれ変わったとしても矯正医になりたいそうだ。この仕事が好きなんですよ、と笑う先生。自分の携帯電話で、患者さんからの電話を受けるなんて好きじゃなければできないだろう。
患者さんの側から見ると、いつでも相談に乗ってくれる先生というのは、安心して任せられる頼もしい存在だ。日によっては、8台あるユニットが一杯になる。沢山の患者さんに信頼されていることの証明である。本日はありがとうございました。 (05.5.20/かねもと矯正歯科にて)