文京(小石川)先生の「みんなの疑問Q&A」
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[1409] ブラケットや装着時間について- ■親質問/質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ たま -(2004/03/15(Mon) 15:44:43) □U R L/ はじめまして。現在、矯正を決意し相談に行く日々を送っている27歳です。 現在、6件の矯正専門医の先生のところへ相談に行ったのですが、各先生、説明してくださる内容が異なる箇所があるので、どの先生に決めようか非常に迷っています。 もちろん、先生ごとにいろいろお考えや信念があり、全ての先生が同じ意見を持っているわけではないとは思うのですが、異なる意見のどれがどうなのかまるで分からず、しかし技術的に最良の先生のところへ通院したいという気持ちも大きく、本当に困ってしまいました。 そこで、文京先生ならどうお考えかお聞きできればと思います。 よろしくお願いします。 現在気になっている点を書かせていただきます。 ・ブラケットについて 私は、表からの透明なブラケットを使用するつもりですが、e-kyousei.com PLUSのサイトでも説明されているように、セラミック、コンポジットレジン、ワイヤーが通る部分が金属になっているもの、があるようですが、歯の移動速度の面や歯への影響の面から見て先生はどうお考えですか。 またセラミックは固いため溝が金属のブラケットよりも動きがよいということはあるのでしょうか。 ・大臼歯バンド このバンドは使用した方がよいのでしょうか? 私は当たり前のように付けるものだと思っていましたが、相談に行った先生の中にはバンドを使用しない主義の先生がいまして、また悩みの1つになってしまいました。 文京先生の過去ログの中では、「バンドを使用しない場合もある」とありますが、バンドを使用しない主義の先生は、「バンドを使用する場合もある」という説明で、ほとんどは使用しないということでした。 また「バンドをしない方法の方が新しい技術」と説明を受けました。 はじめはバンドを使用しないことに疑問を持ち、しかし今度は過去ログの中に、バンド使用後に隙間が残って悩んでいらっしゃる方もいること知り、バンド使用についても不安を感じ、一体どっちがどうなのか分からなくなってしまいました。 私も自分なりに調べたところ「バンドを使用しない方法だと奥歯にかかる力を手加減する必要があるため結果的に治療期間が長くなる」との意見を読みましたが、どうなのでしょうか。 ・ブラケットの装着時間について これに関しても、先生によってかなりの差がありました。 どの先生もブラケット1つ1つを歯に付けていく方法をとっているとのことでしたが、上顎、下顎2回に分けて付けた場合に、短い先生では1回20分程度、長い先生では1回一時間半くらいかかるとのことでした。 ブラケットの装着は矯正において非常に重要とのことですが、なぜそれ程の差が出るのか非常に疑問であり不安です。 先生はどのように思われますか。 以上、長くなってしまってすいません。 お忙しいところすいませんが、お返事頂ければと思います。 よろしくお願いします。 |
[1410] Re[1]: ブラケットや装着時間について- ■質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2004/03/16(Tue) 09:17:12) □U R L/ <治療開始に当たり整理したいこと> ・ブラケットについて 私は、表からの透明なブラケットを使用するつもりですが、e-kyousei.com PLUSのサイトでも説明されているように、セラミック、コンポジットレジン、ワイヤーが通る部分が金属になっているもの、があるようですが、歯の移動速度の面や歯への影響の面から見て先生はどうお考えですか。 基本的には変わりません。あくまでも先生の技術と考えます。 またセラミックは固いため溝が金属のブラケットよりも動きがよいということはあるのでしょうか。 これは証明されていません。金属のほうが術者側からすると操作(技術の表現のしやすさ)性がよいと考えられていますが、証明されているわけではありません。 ・大臼歯バンド このバンドは使用した方がよいのでしょうか? 私は当たり前のように付けるものだと思っていましたが、相談に行った先生の中にはバンドを使用しない主義の先生がいまして、また悩みの1つになってしまいました。 文京先生の過去ログの中では、「バンドを使用しない場合もある」とありますが、バンドを使用しない主義の先生は、「バンドを使用する場合もある」という説明で、ほとんどは使用しないということでした。 バンドを使用する場合は、歯に金属等の修復物(いわゆる被せもの)などがありバンドを使用する方が装置の脱落率が低下する、あるいはバンドをすることにより歯の移動力を常に適切に加えられる可能性が高いなどの理由が挙げられます。そのような意味で必ずしもバンドをするしないにこだわらなくともよいと思われます。 また「バンドをしない方法の方が新しい技術」と説明を受けました。 歴史的に見てバンドをする技術からしない技術に移行してきたことは事実です(参考;このバンドをしない技術の開発は恩師の東京医科歯科大学の三浦名誉教授により開発されたもので世界に誇れるものです)。 はじめはバンドを使用しないことに疑問を持ち、しかし今度は過去ログの中に、バンド使用後に隙間が残って悩んでいらっしゃる方もいること知り、バンド使用についても不安を感じ、一体どっちがどうなのか分からなくなってしまいました。 治療の最終段階でバンドを外しバンド装着による空隙は閉じられます(色々な技術ですが難しいことではありません。隙間を閉じることは陶然の処置です(具体例:バンドを外しバンドをしない時に使う歯面にブラケットを接着剤でつけて)。 私も自分なりに調べたところ「バンドを使用しない方法だと奥歯にかかる力を手加減する必要があるため結果的に治療期間が長くなる」との意見を読みましたが、どうなのでしょうか。 多少は歯に加わる力を手加減することはあります、しかしそのことにより期間が長引くかどうかは疑問です。あくまでも技術力と考えた方がよいでしょう。 ・ブラケットの装着時間について これに関しても、先生によってかなりの差がありました。 どの先生もブラケット1つ1つを歯に付けていく方法をとっているとのことでしたが、上顎、下顎2回に分けて付けた場合に、短い先生では1回20分程度、長い先生では1回一時間半くらいかかるとのことでした。 これらも技術力の差でしょう。ひとつひとつ付けていく方が一般的です。上下でいっぺんにつけるということはあらかじめ歯型の上でつける位置を決め、マウスピースのような物を使用して付けてしまうわけですが、それならば歯の重なっているところなどは付けにくいことが生じますし、歯によっては治療の進行上、本来の位置を少しずらせてつけることも秘術上でてくることも少なくありません。このように考えるといっぺんにつけるメリットは少ないと思いますし、ひとつひとつの方がやはり安心とも思えます。 ブラケットの装着は矯正において非常に重要とのことですが、なぜそれ程の差が出るのか非常に疑問であり不安です。 技術力の差でしょう。私自身上下にひとつひとつにブラケットをつけ(後方歯4本にバンド)、上下にワイヤーを曲げて(形状記憶合金などのワイヤーを屈曲する必要のないワイヤーでなく)ワイヤーを装着し、装置の説明を開始するまでに30以内では可能です。このように全ての処置を短時間に処理できる先生方は数多くいるとおもわれますが。 いずれにせよ、心配であるならば経験年数の高い先生を選択するのが安心かも知れませせんね。 |
[1411] Re[1]: ブラケットや装着時間について- ■済! / 質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ たま -(2004/03/16(Tue) 22:07:04) □U R L/ さっそくのお返事ありがとうございました。 1つ1つ丁寧に説明していただき本当に感謝しています。 とても参考になりました。 またよく考えて通院する先生を決めようと思います。 ありがとうございました。 |
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