自分でCHECK!
鏡を見ながら自分の症状をチェックしてみましょう。
かみ合わせた時、上の歯と下の歯の間「a」が5ミリ以上ある
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かみ合わせた時、上の歯よりも下の歯の方が前に出ている
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歯と歯が重なって生えていたり、八重歯がある
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かみ合わせた時、上の歯と下の歯の重なっている部分「b」が5ミリ以上ある
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かみ合わせた時、奥歯は噛んでいるのに前歯はかみ合わない
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上下顎が歪んでいて、左右非対称である
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不正咬合の一般的な症状
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
出っ歯 と呼ばれる症状で【診断は上顎前突】です。上顎の発育が大き過ぎたり下顎の発育が小さすぎたりする時に生じます。放置していてもほとんど治りません。身体の活発な成長発育出現前(小学生)からの治療で上下の顎骨の成長発育状態の調和を図れる場合があります。成人期に近づくにつれ、気になる症状のひとつです。
下顎前突・反対咬合(かがくぜんとつ・はんたいこうごう)
受け口 と呼ばれる症状で【診断は下顎前突、反対咬合】です。前歯の傾きや下顎の発育が大きすぎたり上顎の発育が小さすぎたりする時に生じます。放置していてもほとんど治りません。症状が悪化すると顎の骨切り手術を要するような難症状へ移行することもあります。身体の活発な成長発育出現前(小学生)からの治療で上下の顎骨の成長発育状態の改善を図ることが望まれます。
叢生(そうせい)
歯のはえてくる顎の大きさとの調和がとれない【診断は叢生】です。はえてくるスペースが足りなければ歯は捻じれたり、重なり合ったりします。改善策は(1)奥の歯を後方に、(2)前歯を前方に移動、(3)歯列を横方向に拡大、(4)上顎の骨自体を横に拡大、(5)永久歯の抜歯などの方法があります。窮屈な状態ではえてくる永久歯はその状態により、抜歯したり、抜歯しなかったりします。「全て歯を抜かないで治します」という主張がありますが常識的に考えてもそれは無理です。小学生時期の混合歯列期からの対応が望まれます。
過蓋咬合(かがいこうごう)
噛むと、前歯が深く噛み込み、下の前歯がほとんど見えなくなる症状で、【診断は過蓋咬合】です。噛む際に歯と歯の接触により、歯のすり減りが激しかったり、症状が悪化すると顎の運動に支障が生じ、顎関節症になる場合もあります。早期対応が望まれます。
開咬(かいこう)
奥歯は咬み合いますが 前歯でソバなどが咬み切れない症状で【診断は開咬】です。指しゃぶりや舌の突き出し、上下顎骨の垂直方向の発育や前後方向の不調和などにより生じます。放置していてもほとんど治りません。症状が下顎前突と合併し悪化すると顎の骨切り手術を要するような難症状へ移行することもあります。身体の活発な成長発育出現前(小学生)からの治療で上下の顎骨の成長発育状態の改善を図ることが望まれます。
顎変形症(がくへんけいしょう)
下顎が大きすぎたり、下顎が左右非対称 で、顔の成長が完成される時期(平均的には18〜20歳以降)に上下顎骨の成長発育が前後的・垂直的・横方向に著しい不調和があり矯正治療に顎の骨切り手術を併用しなくてはならない症状で【診断は顎の離断(骨切り)を要する顎変形症】です。この症状もできれば身体の活発な成長発育出現前(小学生)からの治療や定期的な管理や観察が望まれます。治療は保険が適用されますが全ての矯正歯科で可能とは限りません。
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