文京(小石川)先生の「みんなの疑問Q&A」
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[159] Re[2]: 海外での矯正装置,透明?、金属?- ■質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ あゆこ -(2001/04/06(Fri) 17:21:40) □U R L/ 丁寧なお答えをいただきましてありがとうございます。やはり日本の技術は進んでいるの でしょうね。ブラケットによる矯正技術が日本の先生によるものでしたとは、まったく存じあげませんでした。やはり、先生の慣れていらっしゃる技術にお願いするのが一番のような気がします。透明なブラケットは憧れ(!)でしたが、2、3年の間、金属ブランケットをはめている状態のほうが、今の歯並びで一生すごすよりずっといいように思えます。今は抜歯を行っている最中ですが、一日もはやく、ブラケットをはめるのを楽しみにしているところです。 |
[158] Re[1]: 海外での矯正装置,透明?、金属?- ■質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ test -(2001/04/06(Fri) 16:45:32) □U R L/ test |
[157] Re[1]: 海外での矯正装置,透明?、金属?- ■質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2001/04/06(Fri) 12:09:26) □U R L/ http://www.koishikawa.com ヨーロッパでの矯正治療、楽しんで治療が進むとよいですね。さて、今回の質問について私見を述べます。 <矯正装置について> 透明な装置を希望されているようですね。透明なものには(1)プラスチック系 、(2)セラミック系(陶材の材質のようなものです)などが代表的ものとしてあります。この透明な装置(歯につける物はブラケットbraketと呼ばれます、装置全体をブイレイスbraceと呼びます)は金属に比べ破折(壊れやすいということ)しやすいという欠点を有します。従って、あゆこさんの先生はこの点を考慮し金属の物を勧めたのでしょうね。 私達も金属のブラケットを歯に付けて治療を行う方が治療技術を表現しやすいとい傾向はあります。しかし、近年は、患者さんの希望もあり透明なものを使用する機会が増えてきました。ちなみに小石川では小さい子供から成人まで全ての症例で、この透明なものを前歯を中心として使用しています(むろん該当しない症例(保険で行う矯正治療)もありますが)。費用も透明なものを付けたからそれだけ加算されるというようなことはしていません。しかし多くの矯正クリニックでは金属の矯正装置を基準とし、透明な装置を使用するならその分だけ加算するというようなシステムを取り入れていると聞きます。 小石川の場合は、技術的にも金属を使用した場合と、透明な場合での治療終了時の治療成績にはほとんど差は認められません(この結果は、私どもの治療成績であり、一般的には金属の方が矯正医側に取っては有り難いと思うと思います)。 担当の先生からのご指摘のように、透明な装置の欠点でもあるこわれやすい、ワイヤーでの治療技術のしにくさはあります。先生が使用したくないという気持ちも分かるような気がしますが。 質問にありました、白人とアジア人との歯の形態の違いはありますが、あったとしても、そのことで透明な装置を使えない、あるいは使いたくないということにはならないと思われます。あくまでも、治療技術の表現のしやすさ、しにくさの観点からの提案だと思われます。また透明な装置のしようが治療成績を落とすということには一般的にいってないと思います。ただ、あゆこさんの先生が金属の物を使いたいと気持ちは分かってあげて下さい。 <透明な装置と金属の装置の比較のまとめ> 1.透明なものはワイヤーを用いた治療技術の表現に多少苦慮するところがある。 2.そのため、少しずつ矯正力(きょうせいりょく歯を動かす力orthodontic force) を使用するようになり、治療期間の若干の平均的な延長を要する傾向がある。 3.材料費が高いため料金もアップする。 <ではどのように対応したらよいのか?とその他の注意> あゆこさんが是非にと希望されるのであれば、そのように伝え先生にお願いするのも良いでしょう。しかし金属ブラケットを使用する治療内容に納得するのであれば金属の方がよいかも知れません。ただしここで気をつけなければならないのは、人によっては金属アレルギーがあることです。矯正治療で用いる金属にはニッケル、チタン、クロム、鉄、コバルトなどが含まれているようです。人によっては口の中の粘膜、あるいは皮膚に何らかの異常をきたすことがあります。そのような症状が出現すれば透明な装置を主体に矯正を行うことになります。 余談ですが、ワイヤーには透明なものはほとんどありません。ごく稀ですが透明なワイヤーを使用していますと情報を流すクリニックもあります。しかしこれはビニール様の材質を管状にし、あたかもワイヤーのように用いるのですが治療の初期段階では使えなくはないものの、結局、重要な治療段階になると金属のワイヤーを使うことになります。 いずれにせよ、このような金属アレルギーが出る方には金属の量を軽減して行うか、その時期の治療を見合わせ、体質的な改善が得られた後に再度矯正治療を開始する場合も見受けられます。このアレルギーのチェックは皮膚科のアレルギーのパッチテストである程度わかります。 もうひとつ余談ですが、このような歯に金属や透明なブラケットをつけて矯正治療を行う方法を世界に紹介したのは日本の東京医科歯科大学名誉教授の三浦先生でした。私の恩師でもあります。この点はあゆこさんも記憶されておくと良いかも知れません。 では、明るく楽しい、ほほえみに満ちた毎日でありますように。 |
[156] 海外での矯正装置- ■親質問/質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ あゆこ -(2001/04/06(Fri) 06:29:43) □U R L/ 今回は矯正装置についてお伺いします。前回、申し上げましたが、私は海外(ヨーロッパ)での矯正なのですが、こちらで先生探しをした際、ほとんどの先生が日本で使用されている、目立たない装置(表から)には、否定的で、金属の矯正装置を薦められます。歯の裏側の矯正は問題外で、まったく否定的か、特別にやるけれども過去にそのような装置は使用した事がないような感じをうけました。私が診ていただいている先生も「どうしてもというのなら自分は反対だが、目立たない装置(表から)をつけることはできるが、歯をいためるし、装置もこわれやすい。その度に料金もかかるし、金属の方が機能的にも優れている。料金がかかり質の悪い物は薦められない」とまでおっしゃるので、目立たない装置を希望していたのですが、あきらめ金属の矯正装置をつけることになっています。でも先生が前にお書きになっていた様に白人は歯が薄いなど、日本人との歯の違いなどから金属装置しか普及しないのか、など考え東洋人にとりあまり否定的な理由がないのなら、あの透明な装置を無理にお願いしてつけていただこうかと考えているところです。技術的な進歩の違いなども国によってありますでしょうが、何か東洋人と白人の歯の違いなど、先生のお考えがございましたらお聞かせください。よろしくお願いいたします。 |
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