文京(小石川)先生の「みんなの疑問Q&A」
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[193] Re[7]: 成人期での乳歯と犬歯の位置異常?:返信#4注意- ■質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ あかね -(2001/05/12(Sat) 00:24:23) □U R L/ 大変分かりやすい説明をして頂きまして、ありがとうございます。 私は、矯正に前向きに取り組んでいこうとおもっております。 今は、歯磨きのやり方などを、見直しているところです。 また、育児もしておりますので、ストレスの対処法なども、 考えるつもりです。 ところで、「治療の短縮化」について書かれている、某クリニックの HPのことですが、もう一度読んでみたところ、やはり 専門知識のない私には、「短縮化は可能なんだな」という印象を 受けてしまうような、表現がされています。 ですから、先生の(1)ー(6)のご意見を知ることが出来て、 よかったと思います。本当にありがとうございました。 それでは。 |
[190] Re[6]: 成人期での乳歯と犬歯の位置異常?:返信#4注意- ■質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2001/05/11(Fri) 09:20:31) □U R L/ http://www.koishikawa.com <治療期間が短縮する、頭蓋骨、頚椎、顎関節の治療を併用した矯正治療?> メールの中に上記の文章がありましたが、この治療で期間が1年程度に短縮するということは基本的にはありません。治療の短縮は次のような事柄の集積です。 (1)的確な診断 (2)効率のよい歯の移動計画 (3)患者さんの治療に対する協力 (4)患者さん個人の持つ歯の移動に対する適応能力(ストレスに対する許容度) (5)移動対象となる歯ならびに周囲組織の健康度 (6)日常生活の生活管理(食事、睡眠など) 今回のメールを見て追加した方がよいと思われたことは、かみ合わせの異常で確かに姿勢が悪くなったりすることはあります。例えば直立した時、左右の肩の線が斜めになっている、顎関節の動きが悪い変だ(音がする、口が開きにくい、開けると顎のあたりが痛むなど)、などです。これらは原因がかみ合わせの悪さからきているのであれば、矯正治療により軽減することは少なくありません。従って、あかねさんがいうように頭蓋骨、頚椎、顎関節の治療で矯正治療のスピードがあがることはありえません。もしそのような治療法があれば教えて頂きたいと思います。また症状によっては通常の矯正治療の内容で1年前後で終了する例もあります(特殊な方法と呼ばれることをしなくとも)。 おわりに:私がここで伝えたいのは、医療というものは特殊な方法でどうのこうのというよりも、当たり前の治療内容(矯正医の常識)で治療を行うことがとても大切なことだということです。前述しましたように治療のスピードアップは(1)ー (6)が基本であることを意識しておいて下さい。では。 |
[189] Re[5]: 成人期での乳歯と犬歯の位置異常?:返信#3- ■質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ あかね -(2001/05/11(Fri) 01:46:50) □U R L/ お忙しいところ、大変ありがとうございました。先生に説明して頂いた点をよく頭に入れて、こちらの矯正医にいろいろ質問してみます。 犬歯についてですがとても興味深いですね。自分の事とはいえ、どのように変化するのかちょっと楽しみです。(もちろん、ちゃんと外観的にまともになってもらわないと困りますが。) 不安はありますけど、今以上に歯並びが悪くなることはないだろうと思うので、とにかく矯正します! 話は変わりますが、矯正について、いろいろ検索していたら、 一般的に矯正治療は2年から3年かかるのが普通ですが、頭蓋骨の調整、 頸椎、顎関節の調整を行いながら矯正治療をおこなうと10カ月から1年 ぐらいで治療を終了できるということを実践されてるクリニックを見つけました。 私には、もちろん専門的なことは分かりませんけど、治療の短縮化ができるのであれば それに超したことはありませんね。これから、2、3年間のbracesを付けての 生活、頑張りたいと思います。 本当に、どうも有り難うございました。 |
[187] Re[4]: 成人期での乳歯と犬歯の位置異常?:返信#3- ■質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2001/05/10(Thu) 12:18:03) □U R L/ http://www.koishikawa.com <犬歯の移動について> 今野犬歯の位置を少し内側に、あるいはした方向に移動することは可能と考えてもよいでしょう。ただし現時点での犬歯の状態をみれませんので、次のような場合には移動できたとしてもしない方がよいと考えます。といいますのも歯の移動は、歯根を支えている骨(歯槽骨しそうこつ、alveolar bone)と歯根の周りにある歯根膜(しこんまくperiodontal membrane,ligament)がまず正常であることが条件になります。さらにあかねさんの犬歯の歯肉(しにくgingiva)の状態、具体的には歯根部の露出があるか?ないか?でこの犬歯を移動することを躊躇せざるを得ない場合があります。歯頚部(しけいぶcement-enamel junction)という歯根と歯冠(しかんtooth crown)の境の部位に歯肉が付着していればよいのですが、あかねさんのような犬歯は時として歯根が一部露出しているようなことも少なくありません(歯肉退縮しにくたいしゅくgingival reccesion)。もしこのような状態があれば犬歯の移動に伴いさらに歯肉の退縮が生じる可能性が高くなり移動後の犬歯の安定性が得られなくなるようなこともあります。むろん歯肉を再付着させるための手術もありますが。この点は今の先生によく質問されるとよいでしょう。 歯の移動は歯根を支えている骨=歯槽骨の幅を越えてまで移動は出来ません。歯槽骨は列車のレールのようなものです。ただし歯槽骨は歯の移動様相に関連してその形が傾いたりするようなことはあります(詳しくは専門的すぎて止めておきます)。 <乳歯の残存と犬歯の関係> 文面から考えると、早期に乳歯を抜歯しておいても現在のような状態でたように思います。参考として現在26年間の矯正臨床で一つ経験したのは、下顎の右側に埋伏(まいふく、骨の中に埋まっていてしまい生えてこないような歯)していた歯が数年後、反対側へ移動していた実例がありました。遊走犬歯(ゆうそうけんし)とよばれます。このような実例を見ますと早期の抜歯により現在の犬歯の位置が改善していたかも知れません。分かりません。 |
[185] Re[3]: 成人期での乳歯と犬歯の位置異常?:返信#2- ■質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ あかね -(2001/05/09(Wed) 00:32:00) □U R L/ とても分かりやすい説明とアドバイス、そして専門用語を教えて下さって どうも有り難うございました。とても感謝しております。 こちらの矯正医に提示された治療内容について、小石川先生のおっしゃられた点を とくに確認し、矯正を受けようと思います。 左上顎の犬歯についてですが、このように、異常な位置に生えている犬歯でも、 矯正すれば、「動く」ということですね?隣の第一小臼歯を飛び越えることは 出来なくても、下に移動するとか、少し横にずらすなどは出来るのですね? お忙しいところ、何度も同じような質問をして、申し訳ございませんが、 この辺を再度確認させて頂きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それから、これはただの疑問なのですが、私のように乳歯が残存していて、 犬歯がとんでもないところから生えているという状況は 乳歯を適切な時期に抜歯いていたとしたら、回避できたと思われますか? それでは。 |
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