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    [2074] 矯正治療後の隙間について-

    ■親質問/質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ ちーず -(2006/06/02(Fri) 21:45:14)
    □U R L/

      矯正専門の歯科医院で3年間矯正治療をしたのですが、
      矯正装置を外した1ヶ月後程度から、
      矯正開始時に抜歯をした箇所に隙間ができ、
      現在、左右とも2mm程度の隙間があります。
      担当医に隙間を治してもうらうように依頼しましたが、
      「気になるなら歯の位置が安定する1年後に審美歯科的に
      隙間を見えなくします。」とのことでした。
      HPなどで取り外し式の保定装置で治せることを知り、
      取り外しのできる保定装置を作ってもらいましたが、
      歯の裏側に固定式のリテーナーを装着していることも
      あり、ほとんど治っていません。

      通院中の矯正歯科の定期観察時期が間近に迫り、
      このまま通院して審美歯科的に治した方がいいのかどうか
      悩んでいます。
      それとも、他の矯正歯科に行き再矯正や部分矯正で治した方が
      いいのでしょうか?

      なお、矯正装置を外す前から納得がいかない部分もあり、
      2つの矯正歯科にセカンドオピニオンに行きました。
      両医院とも、現在の噛み合わせの悪さや顎のズレを指摘され
      外科矯正を勧められました。
      再矯正=外科矯正ということになり、今まで通院した3年間
      の治療が無駄になることを考えると躊躇してしまいます。

      矯正で出来た隙間を審美歯科的に治すにあたって
      変色や外れるなどの心配があるのですが、
      一般的にはどういった治療法で治されているのでしょうか?
      隙間は気になるのですが、治さないと前後の歯に負担など
      かかるものなのですか?

      以上、長くなりましたがご回答をよろしくお願い致します。




    [2075] Re[1]: 矯正治療後の隙間について-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2006/06/03(Sat) 22:15:09)
    □U R L/

      <治療後の抜歯スペースの出現とその処置?>
      1.どうしてスペースが出現したか?
       スペースが出現した前後の歯の十分な平行性に欠け=スペースの前後の歯が傾斜傾向をし示しているため食べ物や咬合力によりスペースの再発が生じた、スペースを閉じてからの期間が少し短く早めにワイヤーなどを外し保定に移行した、歯の裏側に付けたワイヤー(保定のための)の端をスペースを生じたその後ろまで伸ばしたようなワイヤーでなかった、など様々な理由が考えられます。また抜歯症例でも、上顎前突の場合、下顎前突の場合など上下顎骨の前後的な位置関係の形態的特徴などの差により保定後の抜歯スペースの再発状況は異なります。
       外科矯正をセカンドオピニオンの先生方に勧められたとのことですが、現在の症状でもどうも外科矯正まではいかないような気もしますが(あくまでも推測ですが)。治療のゴール(それぞれの歯の位置、傾きなど)を矯正治療が必要としないいわゆる正常咬合者に近付けるということであれば外科矯正が必要と勧められると思われますが、それぞれの顎の形(例えば出っ歯ぎみ、受け口ぎみなど)により歯の位置や片椋は微妙に異なります。そのような治療上の特性がありますので一概に担当されていた先生の行った治療が無意味かということには結論付けられないと思われます。

      2.ではどうするか?
       担当医はスペースは被せもののようなもので補うと考えているようにも思えますが。このような人工的な被せもので補うことは場合によってはあります。取り外し可能な保定装置でスペースを閉じるという方法は微量なスペースであれば考えられなくもありませんが2mm程度という量であれば再度ワイヤーを付け半年ぐらいを目安にスペースを閉じ再度保定装置でスペースが出現しようとする力をなくして行くことを考えた方が結局は得策のように思えます。私でしたらそのように対応すると思いますが(推測で無責任な意見かも知れないことをお断りしておきます)。先生に御自身がどうしたいかを(確実にスペースは閉じて下さいなどの意見)積極的に話された方が良いでしょう。私自身患者さんと話し半年ぐらいを目安に再治療をしたこともあります(クリニックでは装置代などの追加はありませんが)。ただ治療に先駆け歯の大きさの問題から、治療終了後、スペースが残る部位があることや、終了後半年ぐらいの経過時点で積極的に人工的な被せものでそのスペースを補うことをお話し、対応したこともあります。この場合無理にスペースを閉じると上下の歯の咬み合わせ状態が安定しにくくなるような状況でしたので計画に時点からスペースを残しワイヤーを外す旨の話はしてありましたが。

      3.ほっておくと咬み合わせに悪影響があるかどうか?
       咬みあった時下顎前歯の先が上顎前歯の裏側の部分を突き上げるような状況になるようなことがあります。特に下顎前突のような顎の形を有している方に時々見られます。このような咬み合わせの良くない状況が出てくることもあります。このような状況が続きますと上顎前歯にスペースが出てくることにもなりかねません。これは再治療をした方が良いと思われます。現在このような状況になければ、また顎を動かす時顎の関節部に違和感(開きづらい、痛みが走るなど)がなければしばらく様子を見てもよいでしょうが、できれば気になる現実があるわけですから、担当医と相談し審美的な改善よりは矯正の再治療を依頼した方が良いと思われます。どうしてもできないということはないと思います。費用の点でもまず担当との相談、それが無理なら他の先生に転医することもあると思います。
       結論じみた内容でなく済みません。文字を追ってのアドバイスとしてはこの当たりが限界と思います。納得度の高い時間を過ごされます様願っています。




    [2076] Re[1]: 矯正治療後の隙間について-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ ちーず -(2006/06/04(Sun) 20:33:41)
    □U R L/

      お忙しい中、 ご回答をいただきありがとうございました。

      スペースが出現した原因は、先生のおっしゃるとおりです。
      スペースを閉じた翌月にはワイヤーを外し保定に移行しました。
      また、 歯の裏側に付けたワイヤーも抜歯箇所の前の歯までしか
      付けていませんので、スペースができるのは当然の結果のようですね。

      矯正の再治療していただくように担当医と相談してみて、
      無理なようでしたら、転院を考えようと思います。




    [2077] Re[2]: 矯正治療後の隙間について-

    済! / 質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ ちーず -(2006/06/04(Sun) 20:35:53)
    □U R L/

      解決 済 マークを忘れておりました。
      どうもありがとうございました! 




    [2412] Re[3]: 矯正治療後の隙間について-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ ラッチ -(2008/01/20(Sun) 19:22:21)
    □U R L/

      矯正を始めて1年8ヶ月、52歳です。やっとワイヤーが取れました。乱ぐいのため、下左右5番を抜歯し1〜4番の部分矯正です。前歯はほぼきれいに揃いましたが、5番の隙間がうまり切らず、右はブリッジ、左は隙間が小さいのでインプラントを提案され、別料金と説明されました。この段階になって追加料金○十万とは。契約前の説明には、この可能性について全く説明がありませんでしたのでビックリしました。「矯正治療に必要な治療費がすべてふくまれています」との内容で全額前払いで契約しました。「矯正」の範囲が分かりません。どの矯正歯科でも、こういった場合、別料金になるのですか。教えてください、先生。


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