文京(小石川)先生の「みんなの疑問Q&A」
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[254] Re[2]: 外科矯正で治療中受け口の症状がひどくなったが?- ■済! / 質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ なおこ -(2001/08/09(Thu) 23:54:33) □U R L/ とてもわかりやすく答えて下さり本当にありがとうございました!最近ずっと気にかかっていたので何だかとても安心しました。治療についてわからないことをそのままにしておくのはよくないですね。 担当の先生と良く良く相談したいとおもいます(^O^) |
[253] Re[1]: 外科矯正で治療中受け口の症状がひどくなったが?- ■質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2001/08/09(Thu) 14:24:45) □U R L/ http://www.koishikawa.com 訂正 腺−ーー−線へ 野ーーーーのへ 勧めてーーーー進めてへ それぞれ訂正 |
[252] Re[1]: 外科矯正で治療中受け口の症状がひどくなったが?- ■質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2001/08/09(Thu) 12:48:40) □U R L/ http://www.koishikawa.com <現在の症状とその理由(原因)?> 矯正治療+外科的治療(多分、下顎骨の骨切り手術の併用)ということで治療を開始し、治療が進むにつれて前歯の受け口(反対咬合はんたいこうごう)の症状が悪化してきてしまった。治療開始時ではこのような話は聞いていなかったと思う(このあたりの微妙な開始時の説明が、あとで患者さんとのトラブルの原因にもなりかねません)。アドバイスとしては、いつも私のコーナーで勧めているように<どんな小さいことでも気になったら坦当医に質問すること>です。なおこさんの場合も早くこのことに気がついて良かったと思います。先生には、言葉を穏やかに、<治療が進むに連れて下の前歯が前方に移動し、上の前歯との前後的な距離が離れていってしまい心配なのですが、これからどうなるのでしょうか?>と質問したら良いと思います。 さて、そのように治療に伴い上下前歯の前後的な距離が離れてゆく現象は(なおこさんのいう受け口がますますひどくなってきたという状態)、下顎骨の骨きり手術を要する症例ではほとんどの場合、見られることです。その理由は、下顎骨切り 症例のように、上顎骨の大きさに比べ、下顎骨が大き過ぎると、当然上下顎骨の成長発育とともに上顎と下顎骨の前後的距離が離れます。上下の前歯もそのような状態に連れ、離れていき、極端な受け口になり前歯でそばやスパゲッテイーナドなどの食べ物もうまくかみ切れなかったりしてしまいます。このような状態は生体にとって、とても不都合な状態といえます。 顔を横から見ると上下の前歯はある傾き(歯軸傾斜しじくけいしゃ)をもっています。この傾きは人が直立し、水平線のような遠くの物を見るような姿勢をとった時、耳の穴と目の下のくぼみの骨のあたりを結んだ腺に対し、上の前歯では100度から105度、下の前歯では50度から60度前後の歯の傾きを示しています(矯正治療をしなくてもよいような人の基準値=いいかえれば血圧の正常値の範囲と同じような意味あいをもつもの)前歯はの大きさに調和(バランス)。このような正常な=矯正治療をする必要がないような方、とは異なり上下顎骨の成長発育量が大幅に異なるような場合には、上下の前歯は顎骨の前後的な位置関係を修正するような変化を示すことがあります。なおこさんの例を取れば、下顎骨が前方に大きくなろうとすれば、下顎の前歯は舌の方に(後方に)傾きを増してゆきます。一方、上顎の前歯は下顎が前方に大きくなってしまう状態に追いつくように唇側(前方)に傾きを増してゆきます。この両者の変化で、上下顎骨の成長発育量の不調和を補おうとするのです。 なおこさんの場合は、下顎骨骨切り手術をしようとするような状態ですから、当然、上下顎前歯の傾きは正常ではなく、先に書きましたように上下前歯の歯軸は正常値=基準値にくらべ、上の前歯はすでに過度の唇側の傾斜を、下は舌側の傾斜を示しています。骨きり手術の前にはこのような正常でない歯の傾きを本来あるべき歯の傾きに移動します。その結果、唇側に傾斜していた上顎野前歯は舌側に、下顎は唇側に傾斜移動されます。従って、治療の進行とともに前歯の受け口はひどくなるわけです。しかし手術を伴う症例ではほとんど統べてこのような手術前の前歯のかみ合わせとなります。手術後は前歯の関係、かみ合わせはばっちりokとなる訳です。従って治療上の心配はないものと思われます。先生にこのことは確認しておくとよいでしょう。 <今の心配、手術をしない矯正を選ぼうかしら?> これについては、良く考えることです。折角、矯正治療をしようとした気持ち、治療を受けるならその時点で最も納得いく治療内容を選択したいという気持ち、これらのことを考えればやはり今の治療を勧めてゆく方がよいのではないでしょうか?。もし手術をしない矯正に変更するとなると、保健はききません。自費の料金となります。変更して変更できないことはないともおもわれますが、考え所でしょう。良く先生と相談して下さい。 |
[251] 外科矯正ですが- ■親質問/質問引用/メール受信=OFF■ □投稿者/ なおこ -(2001/08/08(Wed) 04:33:30) □U R L/ わたしは、軽度の受け口なのでこれは矯正だけで治るけれど、左右のずれは手術でないと治らないと聞いて、どうせやるなら完全に治そうという理由だけで2ヶ月前外科矯正を選択してしまいました。先生は、上の前歯を少し引っ込め、上下ばらばらに並びを綺麗にするとおっしゃいました。この時私はうけ口がひどくなるということに気がつきませんでした。最近受け口がひどくなったきがします。下の歯は大きな乱れはなく基本的にはきちんと並んでいるとおもうのですが、これから受け口はますますひどくなるのでしょうか? 軽度の受け口の場合、手術をするのとしないのでは仕上がりに差はあるのでしょうか? これ以上受け口が悪化するのなら左右のずれは治らなくとも手術なしの矯正に変えたいとおもっています。費用も気になるのですが。 主治医にきちんと相談しなくてはと思うのですが、今更やり直しなんてと思ってしまいなかなかきけません。お手数かと思いますが、よろしくおねがいします。 |
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