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    [478] 正中線-

    ■親質問/質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ ぷりん -(2002/04/19(Fri) 21:46:28)
    □U R L/

      こんにちは。

      今矯正中です。
      1年たって、上下ともかなり並んできました。
      タイトルの正中についてなんですが、微妙にずれた状態なんですが(ほんの1.5〜2ミリ位のずれがあるかないかぐらい)、先生はこれでも全然いい範囲、とおっしゃいます。
      上の左右1番の歯の大きさが違う事(見て分かる)、歯の数などから、のようです。
      確かに、ひどい八重歯の乱食いだったため、色んな部分で歯の大きさが左右対称ではありません。
      必ずしも、上下の線はぴったりじゃないのでしょうか?
      せっかくなら合った方がいいのかな・・・と思ったりしています。
      上がしっかりかぶったら、それ位のずれは気にならなくなるのでしょうか?

      宜しくお願い致します。




    [479] Re[1]: 正中線-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2002/04/22(Mon) 09:56:44)
    □U R L/ http://www.koishikawa.com

      <上下の歯列(歯が並んでいる状態、形)の正中線は一致するのか?。したほうが良いのか?、一致すべきか?などについて>
       結論的にいいますと、一致する方向に治療がすすめられてゆきますから、一致できるなら、一致させてもらう方が良いと思われます。なぜ、このようなあいまいな表現になるかといいますと、ぷりんさんのメールの中で上の左右の前歯の形(大きさ)が異なる、先生も許容範囲としての正中線のずれの範囲を意識していることなどのことから、多少の正中線のずれは仕方ないかも知れないということが推測できるからです。むろん、正中線を一致させるような努力はされると思いますが。

      <これからの正中線は?>
       治療を開始して1年ぐらいということですから、正中線の修正はこれからの治療内容の範囲にはいいてくると思われます。先生にできれば正中線を一致させて欲しいことを何度も繰り替えし伝えておけば、かなり意識して治療を行ってくれると思われます。これは適度にくりかえしたほうが良いでしょう。

      <正中線がどうしてもずれて治療を終えざるを得ない時?>
       先に書きましたように左右の同じ名前の歯の大きさが微妙に異なる時、上下の顎の形が左右対称的でない時、左右の歯の本数が異なる時(例えばすでに抜いてしまって歯があるなど)、虫歯などの治療で人工的な歯がかぶさっておりその人工の歯の形が反対側の同じ名前の歯の大きさと異なる時、などなどの場合、正中線を一致させにくい状況があります。患者さんにとってはとても気になることですが、治療する側にとっては、このような種々の正中線を一致させにくい事実(状況)があることも理解して頂きたいと思います。

        以上




    [480] Re[1]: 続・正中線-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ ぷりん -(2002/04/22(Mon) 23:28:09)
    □U R L/

      先生、こんばんは。
      お返事有難うございます。

      > <正中線がどうしてもずれて治療を終えざるを得ない時?>
      >  先に書きましたように左右の同じ名前の歯の大きさが微妙に異なる時、上下の顎の形が左右対称的でない時、左右の歯の本数が異なる時(例えばすでに抜いてしまって歯があるなど)、虫歯などの治療で人工的な歯がかぶさっておりその人工の歯の形が反対側の同じ名前の歯の大きさと異なる時、などなどの場合、正中線を一致させにくい状況があります。患者さんにとってはとても気になることですが、治療する側にとっては、このような種々の正中線を一致させにくい事実(状況)があることも理解して頂きたいと思います。

      まさに、これだと思われます!
      顎の形については自分では分かりませんが、
      上は、片側に欠損歯があった為に抜歯はしておらず、もう片側は虫歯で傷んでいた歯を抜歯、しかも親不知が問題なく生えていた為その歯も生やした状態で、左右の本数が1本違います。下の歯は、左右同じ歯(抜歯は4番)が生えています。
      そういえば、虫歯治療による歯の大きさの違いお話もありました。
      やはり、一致させにくい条件というのがあるのですね。
      正中線については、なるべく一致させたい、という希望は伝えようと思います。

      左右の本数の違いというのは、確か、健康な歯は残すということからだったように記憶していますが、本数が違って矯正される方は多いのでしょうか?少ないのでしょうか?

      また、自分の場合、上下八重歯でしたので、犬歯が尖っており、また、引っ込んでいた歯は厚みがあり、当ったりすることが多いので時々歯を削る事があるのですが、虫歯でもない歯を削って、虫歯になりやすくなったり、というのはあるのでしょうか?ちょっと気になっています。

      質問ばかりですみません。宜しくお願い致します。




    [481] Re[2]: 続・正中線-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2002/04/23(Tue) 09:23:59)
    □U R L/ http://www.koishikawa.com

      <虫歯でもない歯を削るということ?>
       文面から、なかなかの観察力を持っていらっしゃると思いました。歯を削る行為は基本的な医療行為の一つで知っていると思いますが咬合調整(こうごうちょうせい)といいます。指摘されているように尖った犬歯、厚い歯などがありますとやはり上下の歯の咬み合わせのバランスが微妙に悪いことがあります。このような時に咬合調整という治療行為を行います。
       上下の歯は、長い時間をかけてお互いの咬み合わせに都合良いように少しすり減るような状況を示します=咬耗(こうもう、咬むことによって少し歯質が減ること)。この状態は矯正治療などを行わない場合の上下の歯の自動調整と考えて良いでしょう。一方、矯正治療を行うと、個々の歯が急激に新しい位置に位置づけれれますから、それぞれの歯にとてはタイムマシンに乗って新しい上下の歯の咬み合わせの場所まで移動されてしまうことになり、時間をかけて自動的に咬耗、磨耗などの経験を積めなくなってしまうわけです。そこで、ある位置に歯が移動したり(治療途中)、ワイヤーを外す時などに咬合調整が必要となることが少なくないわけとなります。従って、現在の担当の先生はよく説明をされているものと思われます。咬合調整の後、研摩し、フッ素などの塗布を行い虫歯になりにくいような処置が行われることが一般的です。
       虫歯になりやすいかどうかについては、歯をけづるという行為に他の虫歯になりやすい因子が関与しますので何とも言えません。良く歯磨きをする習慣を維持し、定期的に歯科検診を受け続けることが重要と思われます。




    [482] Re[3]: 有難うございました-

    済! / 質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ ぷりん -(2002/04/23(Tue) 16:37:44)
    □U R L/

      先生、こんにちは。

      お返事有難うございました。
      歯を削る件については、自分の歯を見ていれば仕方がないかな、と思いますので、お手入れは十分に行いたいと思います。

      正中の件も、次回の調整日に相談してきます。
      また分からない事があったら教えてくださいませ。

      有難うございました。


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