矯正治療って?
大人の矯正について
何歳まで矯正治療は可能なの?
矯正治療を始めようと思ったら、いつでも治療は可能です。年齢制限はありませんので、30代、40代はもちろん、50以後でも矯正治療は可能です。 成人の矯正治療は、成長期の症状に比べ、歯の移動速度が少し遅く、一般的に治療期間が長引きやすいことがありますが、反面、顎顔面部の成長発育能力はほとんどないため歯の移動計画が立てやすいことも事実です。
働きながら矯正治療はできる?
矯正治療の通院は、月1回程度です。とは言え、治療終了まで、およそ3〜4年かかりますので、無理なく通える医院を探しましょう。自宅近くで日曜日の診察をしている医院がいいのか、勤務先の近くで平日遅くまで診察をしている医院がいいのか、自分の生活に合った医院を探しましょう。
装置が目立ったりしない?
矯正装置というと、目立つ・格好悪いなどのイメージがありますが、それは昔の話です。現在は、プラスチック製やセラミック製の目立たない装置やリンガル(裏側)装置があり、他人に気づかれずに治療を進めることができ、心理的な負担はほとんどなくなりました。矯正装置についてへ
矯正治療途中で妊娠しても大丈夫?
基本的に妊娠している方の矯正治療は可能ですが、レントゲンや麻酔をする場合がありますので、担当医に相談しましょう。ただし、つわり時期の歯みがきが疎かになったり、通院が大変になったりしますので、できれば時期をずらす方が無難です。
長期出張や転勤の場合は?
装置が壊れなければ、2〜3ヶ月以内の出張などは問題ありません。担当医に相談しましょう。 転勤時の対応は医院によってさまざまです。納得のいく形で転院できるよう、転勤予定がある場合には、できれば最初に医院の対応を聞いておきましょう。
国立大学病院の場合
支払った料金は返還されませんが、国立大学病院に転院した場合、その料金は引き継がれます。
矯正開業医院の場合
既に支払った治療費が全く返還されない・一部が返還されるなど医院によって様々です。
日本臨床矯正歯科医会など、料金体系に独自の方針を持っていて患者の負担にならないよう配慮している団体もあります。