矯正装置の種類と特徴

裏側ブラケット(舌側ブラケット、リンガルブラケット)

裏側ブラケットの特徴

裏側ブラケット

歯の裏側に装着するため、目立たずに治療が行える矯正装置です。
成人の矯正が増えるにつれて需要が高まっていますが、比較的新しい技術のため、対応している医院は限られています。医師の技術に負う部分が大きいため、裏側矯正の専門的技術をもつ医院で治療を行うことをお薦めします。

裏側ブラケットのメリット

  • 歯の裏側につけるため目立たない(表からは殆ど見えない)
  • 専門的技術をもつ医院であれば、殆どの症例で表側と同等の治療が行える。

裏側ブラケットのデメリット

  • 歯の表側につける装置よりも口腔内の違和感がある。
  • 装置の調整に時間がかかる。
  • 歯の表側につける装置よりも技術的に難しいので、医師の技術により仕上がりに差がある。
  • (医院によっては、症例により裏側では対応不可で、表側からのみの適応となる場合もある)
  • 表側の装置よりも価格が高い。

裏側ブラケットの種類

裏側ブレットにもいくつかの種類があり、より小さく違和感の少ない装置に改良が進んでいます。

FLB(フカサワリンガルブラケット)

FLB装置従来の裏側ブラケットの欠点を改善し、日本人の歯に合わせて開発されたとても小さく薄い装置です。口腔内の違和感が従来型より少なくなっています。

stbブラケット

従来の裏側ブラケットよりも薄くて小さく、全体的に丸みを帯びたデザインになったことにより、口腔内の違和感が従来型より少なくなっています。

インコグニート

イニングコート 1997年にドイツで生まれた新しい裏側矯正装置で、コンピュータで装置を作成します。歯型を取って、それを元に一人ひとりに合った最低限の薄さの精密なブラケットと正確な屈曲のワイヤーを作成するため、口腔内の違和感が少ないというメリットがあります。

「矯正装置の種類と特徴」一覧
金属ブラケット 目立たないブラケット
裏側ブラケット インプラント矯正
デーモンシステム ワイヤーのテクニック
透明なマウスピース矯正 床矯正
ヘッドギア ムーシールド