矯正装置の種類と特徴
透明なマウスピース矯正(インビザライン・アソアライナーなど)
マウスピース矯正の特徴
アソアライナー装着時
マウスピース矯正は、従来のブラケットを装着する矯正治療とは異なり、透明なプラスチックのマウスピースを歯に被せることで矯正を行う、新しい目立たない治療法です。
コンピュータを用いて歯の移動を三次元的にシミュレートしてマウスピースを作成します。マウスピースは段階的に何度も交換し、徐々に理想の歯並びに近づけてゆきます。
製品として、インビザライン、 アソアライナー(クリアアライナー)、アクアシステム、ストレートライン、オペラグラスなどがあります。
マウスピース矯正のメリット
- 透明でつけていることがわからないほど目立たたず、違和感も少なく矯正治療が行える。
- 取り外しが自由なので、食事や歯磨きがしやすい。
マウスピース矯正のデメリット
- 適用できるのが、軽度の症例に限定される。
- 症例により、ブラケットによる矯正を併用しなければならない場合がある。
インビザラインとアソアライナー(クリアアライナー)の違い
マウスピース矯正のうち、比較的取扱い医院が多いのがインビザラインとアソアライナーですが、その主な違いは下記の点です。(適用となる症例の詳細は、医院におたずねください)
インビザライン
- 1997年、アメリカのアライン社により開発され、日本では2006年より導入。
- 最初に歯型を取り、段階ごとの全てのマウスピースを最初に一度に作成する。
(毎回歯型をとる必要がない) - マウスピースはアメリカで作成し、完成まで約2か月。
アソアライナー(旧名:クリアアライナー)
- 2005年、韓国にて開発。
- 段階ごとに毎回歯型を取り、その都度マウスピースを作成する。
(毎回歯型をとるので、予定外の歯の動きがあっても微調整ができる) - マウスピースは日本で作成し、完成まで約3週間。
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