文京(小石川)先生の「みんなの疑問Q&A」
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■質問引用返信■ ・投稿者/ グルミット -(2002/08/26(Mon) 17:44:06) ・U R L/ 先生、始めましてグルミットといいます。 私は、上下の歯がかみ合わなくて、一番広いところで隙間が5ミリ程度あります。 日常生活には、さほど支障はないのですが、笑った顔がやはり好きになれません。 そこで、矯正を考えています。 ですが、このかみ合わないというのは、幼い頃の癖が問題になってることがあるので、 その癖を治す必要も治療のうちと聞いたことがあります。 自分ではどういう癖があるのかわかりません。 矯正したあとに、また元に戻ってしまうこともあるのですか? また、矯正するのに歯を抜くということは、健康上問題ないのでしょうか? とある番組で、矯正をしたあと、食べ物を飲み込めなくなり、液体のものしかたべれなくなったというテレビを見ました。これは美容整形で矯正した人の話でしたが、 こういうこともあるのですか? 色々考えると、なかなか踏ん切りがつかなくて。。。。 ちなみに、私は今30歳です。 どうぞよいアドバイスを。。。。 [677] 上下の歯を噛み合っても噛み合わないところがある? ■質問引用返信■ ・投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2002/08/26(Mon) 18:54:13) ・U R L/ http://www.koishikawa.com <上下の歯が噛み合わないところが有る=開咬かいこう open bite> 治療をする場合、噛み合わないことに加え、出っ歯や、受け口(下顎前突かがくぜんとつmandibular protrusion)、歯の並びが乱れている(乱杭歯らんぐいばcrowding)などの、どの症状が組み合わさっているかにより治療方法(抜歯をするしない、下顎や上顎の骨切り手術osteotomy)は異なります。 症状から推測するとかなり大変な治療内容と思われます。従って、矯正の専門医に診てもらうことが必要と思われます。 <治療上の抜歯> ほとんどの矯正医は抜歯したく有りません。しかし、科学的な証拠や、患者さんの口元が出ている等の訴え等により抜歯を選択することは有ります。テレビや本等で抜歯するのは時代遅れ、抜歯すると体に支障をきたす、など色々な情報が出ていますが、ある人によってはそのようなことも有るかも知れませんが、多くの場合は抜歯しても、その抜歯の理由が適切な理由であれば特におおきな問題は予測できません。マスコミを批判しているのでは有りませんが、過った情報の垂れ流しは有ると思います。本を出されている先生方の中にも、歯を抜かないで全てなおせるような表現をされる方も入る様ですが?です。私の所にもそのような先生の所で?を感じた方々が相談にくることも有ります。 人は生き物ですから、年齢が増すにつれて、全身的な疾患も出てきます。咬み合わせと全身状態は関連性が有ると言われていますし(文部科学賞の報告)、私自身も有る状況(肩凝りや姿勢など)が有るであろうと思っています。しかし確実な因果関係の証明はまだまだ難しい様です。 さて、抜歯をすることが心配な様ですが、多分今のままにしておいた方が支障が出現してくる可能性は大と思われます。診ていませんのでこの当たりのコメントで止めておきますが、抜歯を恐れず、専門医に診てもらい、それからまたかんがえたらどうでしょうか?。 |
■質問引用返信■ ・投稿者/ なっち -(2002/08/08(Thu) 17:52:56) ・U R L/ http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/5177/gekakyousei.htm こんにちは、悩んでいるので相談させてください。 矯正歯科での診断が出され、それが外科手術を伴うものか、装置のみの矯正か、というものでした。 私の歯は前歯1本が反対咬合で、下の顎が標準より1センチほど長くて、手術とのボーダーライン上だそうです。歯は下が内側に倒れていて、上が多少外側に倒れているためまっすぐ生えていたならすべて反対咬合になっていた、とのことですが、1本のみ反対咬合です。この反対になっている歯がどちらかといえば正常に生えているそうです。 親知らずは下のみ左右手術を前提にしていたので抜歯しました。しかし、今になって迷ってきています。 手術をともなう場合、上の4番目の歯を左右抜いて、上を下げたうえで下の顎を手術で下げる、というものです。 装置のみの場合は抜歯なしで反対になっている歯を前に出す、というものです。 矯正歯科の先生は患者さんの求めるほうで、といってくれていますが、歯医者さんから見て、この場合どちらを勧めますか?長い目で見たとき、歯の持ち(歯周病のなりやすさとか、歯肉への負担)顎への負担はどうなんでしょうか? 2本歯を抜いてでも顎を正常な長さにして、歯を立て直したほうがいいのか、2本も歯を抜くぐらいなら装置のみでもかみ合わせは治るのだから装置のみがいいのか・・ 教えてください。 [661] Re[1]: 外科矯正か装置のみか ■質問引用返信■ ・投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2002/08/09(Fri) 12:44:39) ・U R L/ http://www.koishikawa.com <矯正治療単独か?外科的矯正治療か?の悩み> アドバイスをする前になっちさんのHPを見ました。懸命に悩んでいる様子が伺われます。HP上の写真から推測すると、やはりボーダーラインの症例と思われました。担当されている先生方がなっちさんが、どこをどのように治したいのかにより治療計画を決めたいと思われる様子も伝わってきます。従って、私もなっちさんの求める治療効果(顎の形態をも含めて改善を希望されているかどうか?)がどの方法を取るかのキーとなるだろうと思います。また私の経験ですが多くの迷われている患者さんの最終的な選択のキーは<顎の形、口元の突出感>のことが多いようです。選択に当たり100%の納得度などは存在しません。半分以上の気持ちが外科手術を受けてもよいということであれば、私の場合はそのように対応しています。 また、さらに迷う場合には、何回でも相談し、ずっと待ち続けているのが実情です。 このような、揺れる気持ちが有る場合には担当医は手は出せません。なっちさんが迷うのは当然のことのように思われますし、先生方も、なっちさんが思っているように困ったな、という気持ちではないと思います。最初の一歩はあくまでもなっチさん自身の問題であり、気持ちです。ゆっくり考えて悪いことは有りません。 <終わりに> 色々な人に意見を聞くのも良いですが、結局迷いが深まるだけです。私の患者さんでは30代、40代(最高48歳の主婦の方、初診時から3年後に手術を受けることを決断し同年齢で手術をした方もいます)の方々の手術患者さんも数多くいます。ゆっくり考えてみても良いと思います。先生方も一生懸命考えている様子も伺えますし、そのことに対してなっちさんが迷うことは有りません。患者さんとともに悩むのが私達の仕事です。アドバイスになるようなならないような文章ですが参考にして下さい。 [662] Re[1]: 外科矯正か装置のみか ■質問引用返信■ ・投稿者/ なっち -(2002/08/09(Fri) 21:11:19) ・U R L/ http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/5177/gekakyousei.htm ありがとうございます。 やはり皆さん迷うものなんですね、もう少し時間をかけて考えたいと思います。 最後に一つ、前から気になっていたのですが、私くらいのあごの長さの場合、手術をする人のほうが多いですか?自分のことなので、自分で決めるべきなのですが、ほかの方はどういう方法を選んでいってらっしゃるのか気になって・・ [664] Re[2]: 外科矯正か装置のみか ■質問引用返信■ ・投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2002/08/10(Sat) 09:02:24) ・U R L/ http://www.koishikawa.com <私見として> なかなか決まらない、いっていることは十分理解している、複数の医療機関、先生に相談し、さらに迷いの有る方の場合、ほとんどの方は手術を選択しています(あくまでも個人的な経験から)。なおそれでも迷う方は、先にHPに書かれていたように、まず1本の反対咬合を治し、その状況をよく検討する。検討後の、患者さん個人の気になる様子で、矯正単独か、手術併用かを考える。などのステップバイステップでの治療をした経験はあります。この方は、結局手術を選択しました。 今までの、経緯から考えると、手術の選択の方がよいかもしれませんね?。無責任に言えませんけれど。 [666] Re[3]: 外科矯正か装置のみか ■質問引用返信■ ・投稿者/ なっち -(2002/08/11(Sun) 23:50:26) ・U R L/ http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/5177/gekakyousei.htm ありがとうございます。 私がなおしたかったのはなんなのか、と考えた時、この前歯よりも口元の浮き出たかんじでした。 前歯1本を治してももやもやが残る結果となるのかもしれません。 それなら抜歯をしたくないから、と妥協した治療法を選択するより、気になるところを治した方が、と思えるようになりました。 先生のお話しを聞いて、手術しようかな、という方向にかなり傾きました。 あと一つ質問です。私が口元の突出感が1番気になるといわなかったら、上下4本の抜歯による装置のみの矯正をしようか、と考えていたらしいです。しかし、この場合顎は下がらず口元のみ下がるため、ア○トニオ猪木のような状態になるといわれました。(歯を4本抜く上猪木になってしまうのはいやなので、この方法はいやだ、といいました。)先生もそうなると思いますか??受け口の人のサイトで、装置だけの方でも猪木になっていなかったかたもいらっしゃったので、私はどの程度そうなってしまうのか気になって・・・ 先生なら手術と装置のみの4本抜歯ならば私の口、顎の場合どちらで治療を勧めそうですか? [668] Re[4]: 外科矯正か装置のみか ■質問引用返信■ ・投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2002/08/12(Mon) 12:47:07) ・U R L/ http://www.koishikawa.com <私への判断依頼?> 基本的には、診ていませんので答えようが有りません。しかし、かなり悩んでいることが判りますので、私見をいいます。顎の形を気にするなら手術、口元が主ならば、4本抜歯でかなり改善すると思います。さらに、再度どちらの選択かを私的な意見としていうにもやはり診ていませんから無理と判断します。 何が一番気になるかをあらためて考えると良いでしょう。それと、他人の意見をこれ以上求めてもどうどうめぐりで、結局治療を一時中断せざるを得ないとも思えますが。何はともあれ、考えてその時点で出た結果を信じて、治療をすすめる様努めて下さい。 [675] Re[5]: 外科矯正か装置のみか ■済! / 質問引用返信■ ・投稿者/ なっち -(2002/08/26(Mon) 11:59:49) ・U R L/ http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/5177/gekakyousei.htm ありがとうございました |
■質問引用返信■ ・投稿者/ Emilie -(2002/08/11(Sun) 15:25:15) ・U R L/ はじめまして。 矯正を始めようと思っており、2件ほど矯正歯科をまわりました。 両方とも、検査の結果、非抜歯でいけそうだという話です。 私の症状は、叢生で、下の歯は、前歯3本が1ミリ弱ずつくらい 重なっている程度でそんなにひどくないのですが、上の顎は下に 比べて非常に小さいく、歯列がV型で凸凹になっており、 上の左5番の歯が途中までしか生えてきていなく、かつ、この歯は 神経を抜いているという状況です。 しかし、1つの矯正歯科から、「上左5番の歯が骨性癒着歯という可能性が あるかもしれない、その場合は、抜歯ということになります。」 という話を 聞かされました。一応、先生には、抜歯は上のみですか?と聞いたのですが、 そのときに考える.. といわれました。 後、もう一つの矯正歯科からは、骨性癒着歯については何も説明が ありませんでした。 そこで、質問ですが、 1. こういった骨性癒着歯は先生によって分かる場合と分からない場合が あるのでしょうか? 2. もし、左5番が骨性癒着歯と分かり、抜歯となった場合、抜歯する歯ですが、 骨性癒着歯のみ、それとも、それに伴って、他の歯も合わせて抜くという ことになるのでしょうか?一般的に歯を抜く場合、4本というケースが 殆どですが、非抜歯と4本抜歯とでは、私にとって大きな違いでして。 色々なケースがあるかと思いますが、一般的なお話で構いませんので お答えいただけないでしょうか? よろしくお願いいたします。 [667] Re[1]: 骨性癒着歯 ■質問引用返信■ ・投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2002/08/12(Mon) 12:40:02) ・U R L/ http://www.koishikawa.com <いくつかの質問について> 1.骨性癒着歯の判定 骨性癒着が明確に診断できる場合は、ほとんどの先生に同様な診断ができると思います。骨性癒着歯はすでに説明を受けたと思いますが、歯根の一部、あるいは大部分が歯根を支える骨=歯槽骨(しそうこつ)と直接的に癒着している状態をいいます。ただしこの診断については、ごく僅かな部分の歯根が周りの歯槽骨と癒着しているような状況では確定的な診断は難しくなります。また治療中になんらかの原因で骨性の癒着が出現することも有ります。どの程度の骨性癒着の疑いか判りませんが、一部の癒着であれば判断は難しいと言えましょう。 2.抜歯と診断された場合、他の歯も抜くのか? 左右で対称性を持った歯列が望ましいという考え方からすれば、癒着歯と診断された場合にはその癒着歯の抜歯と反対側の同じ位置の抜歯処置が一般的となるのではないでしょうか。どうしても抜歯を少なくしたいという方には、変則的な咬み合わせの状態になることを伝え(それであっても、2本抜歯と1本抜歯の明確な機能的なさを証明することは難しいのいが現状で、そのように治された方のその後についても精度の高い報告は見られません)治療を終了することも、少なく有りません。このことに関連して、例えば、上顎の歯列の2本抜歯で下顎の歯列は非抜歯ということも、その症状の程度によってはあり得ることです。上顎を2本抜歯したから、下顎も必ずしも2本抜歯しなければならないということも有りません。 [670] Re[1]: 骨性癒着歯 ■質問引用返信■ ・投稿者/ Emilie -(2002/08/20(Tue) 13:50:39) ・U R L/ 回答の方ありがとうございました。 抜歯に関しても、いろいろな状況に応じてチョイスがあるということが分かりました。 後、もう1点確認させていただきたいのですが、 "ごく僅かな"部分の歯根が周りの歯槽骨と癒着している骨性癒着歯の場合、 必ず抜歯という選択になるのでしょうか? ごくわずかな場合、抜歯の可能性についてしりたいので。 お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。 [671] Re[2]: 骨性癒着歯 ■質問引用返信■ ・投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2002/08/20(Tue) 14:27:18) ・U R L/ http://www.koishikawa.com <僅かな部分での骨性癒着の処置> わずかであっても癒着していると歯はほとんど動きません。従って、抜歯の対象となると思われます。稀に、骨性癒着歯であってもその部分が少ない場合には、一度、抜歯し、再度その場に再移植を行い、結局抜歯になるかも知れませんが、その歯を利用しようとする試みも有ります。この判断については口腔外科等の専門医との相談となりましょう。明らかに抜歯をしなければならないと言う症状であれば、抜歯部位の選択としては、骨性癒着歯が選ばれる可能性は高いと思います。 [674] Re[3]: 骨性癒着歯 ■済! / 質問引用返信■ ・投稿者/ Emilie -(2002/08/22(Thu) 19:39:49) ・U R L/ ありがとうございます。 骨性癒着歯 の可能性を念頭において治療の方を始めます。 抜歯と決断された際、何本抜くかについて 噛み合わせ/審美面など 色々な面から検討してみます。 |
■質問引用返信■ ・投稿者/ みさき -(2002/08/19(Mon) 23:30:43) ・U R L/ 以前「最終調整の決断」で質問をしたみさきです。 決断の日の今日、歯医者へ行ってきました。 そこで自分の考え、「なおしてみたい」と言おうとしましたが、言えませんでした。 最初すぐに先生から「何もしない方がいい」「同じ症状でも子供と20歳位の独身なら患者の意見も聞かずになおしている。あなたは年なんだから今更リスクを負うこともないでしょう」と言われました。私は32才で主婦です。大人なんだから、どうでもいい1本の為にわざわざなおさなくてもいいとのことです。「妥協をしない」とさえ言われました。 そう言われては何も意見することも出来ません。「どうしますか?」と聞かれ「やりません」としか言えませんでした。頭の中では理解しているつもりなんですが、自分の思っていたこと何も言えなかった事に後悔しています。「なおしてみたい」と次回に言っても大丈夫なものなんでしょうか?そして30代ともなれば、なおせる歯だけど妥協をして終わりにしないといけないですか? [672] Re[1]: 妥協が必要? ■質問引用返信■ ・投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2002/08/20(Tue) 14:40:01) ・U R L/ http://www.koishikawa.com <最後のつめの治療?> 前回もお話しましたように、その歯を移動することでさらに質の高い咬み合わせが獲得されるようで有れば、治療をお願いするのも手ですが、差程咬み合わせの機能等に問題がない、変化がない様でしたら、その状態を残して治療を終了することは有ります(ワイヤーなどの矯正器具をはずす段階)。なおせる歯だけど妥協しなければならないということに対する、決断は、あくまでも最後の歯を治すことにより得られるプラスの効果の有無だけではないでしょうか。 御本人が、やはり何か引っ掛かると言うことであれば「家に帰り考えたのですが、最後の歯を治療すること、しないことの意味合いが良く理解できませんので、次の予約の時に再度はなしを伺って、どうするかを決めようと思いますので、宜しくお願いします」と受付に電話しておき、次回の予約の時に、再度その歯を治療する、しないのはなしをきかれたらどうでしょうか?。その結果、治療をして欲しいと思われたら、その希望を話されることです。先生の話しに納得するようで有れば(この場合の納得度は少なくとも51%以上)治療を終えた方が良いでしょう。さらに、先生がこれ以上治療はできないと言うことであれば、あとは先生を代える=転医して、他の先生に診てもらうしかないでしょう。このような場合は、治療費の返還等の話をしなければなりませんが、仕方が有りません。あるいは、治療途中であっても他の専門医の話を聞かれることが良いでしょう。 [673] Re[1]: 妥協が必要? ■済! / 質問引用返信■ ・投稿者/ みさき -(2002/08/20(Tue) 21:13:37) ・U R L/ 色々とありがとうございました。 私なりに考えてみて「なおせる選択が出来るのならばなおしたい」という思いです。 それをはっきりを言って、それでもだめならあきらめます。 最初に計画していた歯の移動だったので、プラスの効果にかけたい気持ちです。 それと、先生を代えるというこは全く考えていません。 たぶん今回悩んだことで、もう少し先生と話し合いの時間、座った状態での時間が取れればいいなあという欲が出ているんでしょうね。 勇気を出して歯科へ電話を入れたいです。 ありがとうございました。 |
■質問引用返信■ ・投稿者/ ユウコ -(2002/07/30(Tue) 23:26:56) ・U R L/ はじめまして。26歳(女)です(職業・歯科衛生士) 矯正しようかどうか、ここ1年程迷っています。 <申し訳ありませんが、職業柄、専門用語を少々使用させて頂きます> 矯正をしようと思った理由は・・・ ・過蓋咬合(2級2類の鞍状歯列弓)による?顎関節症 を治したい・・・治らなくとも今の状態から顎関節症 が進行するのを防ぎたいという思いから。 (8年程前から右顎関節が開口すると音が鳴ります 痛みはありませんが、カラオケなど歌っていると 開口しずらくなってきます) ・上顎前歯部2〜2が口蓋側に傾斜している為 (審美的な面で) 4年程前から左上臼歯部(特に6番)に鈍痛があり 一般歯科の先生に見て頂いたところ、噛み合わせのせいでは? と言われました。 右に側方運動するぶんには楽にできるのですが 左に側方運動させるとものすごくひっかかる(ロックするような)感じ があります。(しかし、この6番は大きめのインレーが入っているので もしかしたら神経が少しずつ弱っていってるだけなのかもしれません) <質問・疑問・不安> 1、過蓋咬合の治療は難しく、さらに時間がかかると聞きました。 それは何故でしょうか? 2、たとえ不正咬合といえども、長い時間をかけて出来上がった咬合 (噛み合わせ)を崩す事に実際かなり抵抗があります。 矯正して咬合の位置が変わるとかなり違和感があるものでしょうか? 3、矯正をして今以上に顎に負担がかかる(顎関節症の症状が悪化する) という事はありえますか? 個人的には最後の質問が一番心配です。 「矯正を始めてから顎関節症になった」とか「はぎしりするようになった」 と聞いた事があります。 私の場合、矯正する理由として審美的理由は二の次なので もし矯正をする事によって顎関節症が今よりも悪化する可能性が少しでも あるのなら矯正はあきらめようかと思っています。 自分なりに色々考えた結果「やってみなければわからない」という答えに 行き着くのですが、そのような心持ちで矯正するのはやはり危険でしょうか? どうぞ宜しくお願い致します。 [644] Re[1]: 過蓋咬合について ■質問引用返信■ ・投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2002/08/05(Mon) 17:48:17) ・U R L/ http://www.koishikawa.com 返信が遅れ済みません。 <いくつかの質問に対して> 1.過蓋咬合の原因として咬み合わせの力が強い顔=上下顎骨の形態的特徴が有ります。原因は咬筋の力でしょう。ご存知のように歯の位置は咀嚼筋肉群、舌、咀嚼習慣、食べ物の嗜好、歯槽骨の大きさと歯の大きさ、上下顎骨の成長発育量の調和度など様々な要因で決定されます。この中で厄介なのは咬筋の咬み合わせの力が強いという特性です。このため、歯の移動がしにくく時間的に長期化するといわれています。また、上下の歯の抜歯か上顎のみの抜歯かなどによる治療方法の差も診られます。また先生の技術力も関係するものと思われます。 2.矯正治療中の歯の移動(位置が変わる)に対しては、その時々で違和感を感じたり感じなかったりすることが交互に出現してきます。多くの方は事前にそのような変化が出現することを口頭で伝えられますから、こんなもんかな?、と思い、園違和感とも仲良く付き合ってゆく様です。 3.これは先に書きましたように、歯の位置が変われば、当然有る時期の顎運動は変わってきます。この変化に対しても、気になる時と、気にならない時が生じ、最終段階では、気にならなくなります(それだからこそ、矯正治療をする意義が有るのですが)。むろん100%の方が症状が消失となることはありません。でも軽減したり、補綴的な処置との共有でおおくは改善されていきます。 4.矯正治療とマイナスの効果 顎関節症が生じることがないとは言えませんが、今のままの方が、以上をきたす確立は高まると思われます。文面の記述からチャンスが有れば矯正治療を行うことを勧めます。むろん有能な矯正医のところでの話ですが。 [649] Re[1]: 過蓋咬合について ■質問引用返信■ ・投稿者/ ユウコ -(2002/08/06(Tue) 00:24:52) ・U R L/ お忙しいところ、お返事ありがとうございました。 大変参考になりました。 咬筋が原因とは!(他の要因もあるとは思いますが)確かに昔から噛み締める癖がありました。最近になって耳の横(顎関節付近?)あたりが少し痛い時があります。なるべく噛み締めない様に気をつけているのですが、意識して噛み締めないようにしてると逆に顎が緊張してるような気がしてストレスを感じてしまいます。 矯正する前に顎関節の治療(スプリントなど)をしたほうがいいのでしょうか? もし矯正することになった場合、下の歯にブラケットをつけるスペース(上の歯が被さっているので)がないのですが、そのような場合やはり上顎からはじめるのでしょうか? 人それぞれの歯列によって違いもあると思いますが、もしよろしければ過蓋咬合の矯正の手順を教えて下さい(簡単にで結構です) ネットでも色々調べたのですが過蓋咬合の症例が少ないので、なかなかイメージがわかなくて・・・。 度々質問して申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします! [652] Re[2]: 過蓋咬合について ■質問引用返信■ ・投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2002/08/06(Tue) 18:36:56) ・U R L/ http://www.koishikawa.com <過蓋咬合の矯正治療?、顎関節症の治療?> 矯正治療をはじめる前に、下顎骨の適正な位置(顎の症状が軽減する位置)を探るためには顎関節の治療(多くはスプリント療法や筋肉弛緩薬等の併用も有ります)が優先されることが有ります。治療といっても下顎骨の適切と思われる位置の確認などが主で、根本的な治療は、上下の歯を移動することや、そのことに伴い咀嚼筋肉群があらたな下顎運動路に適応してゆくような環境の中で行われてゆきます。従って、スプリント+歯の移動+筋肉群の適応+ストレスが軽減するような日常生活・食生活等の処置内容が必要となるでしょう。歯を移動すれば、咬み合わせの高さを調整すればそれで、顎関節症が軽減するということではないでしょう。例えば、上下の咬み合わせが適切になったとして、日常生活がストレスだらけということであれば、顎関節症は再発する可能性は高まります。 スプリントの治療は、治療開始前(ワイヤー等をつける前)、治療中、治療後も必要であれば続けられます。 <過蓋咬合の手順?> まず咬み合わせをあげることから考えます。その原因が前歯か、奥歯か、あるいは歯列が狭まっている状態か、あるいはどこかに早期接触が有るか等、様々です。 多くは、上顎歯列からはじめ、下顎の歯列にワイヤー等が装着できるようになれば、追って下顎歯列の治療を開始し、その後上下の歯列の適切な咬み合わせを作り終了となるわけです。終了近くになり、小臼歯〜大臼歯にかけて噛み合わせをあげるため、補綴物の装着を計画することもすくなくありません。 [663] Re[3]: 過蓋咬合について ■済! / 質問引用返信■ ・投稿者/ ユウコ -(2002/08/10(Sat) 00:20:00) ・U R L/ お返事ありがとうございました。 大変参考になりました。 前向きに(矯正する方向で)考えて行こうと思います。 |
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